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外装リフォームの進め方~塗料を選ぶポイント~

2021/08/05

外装のリフォームを考える上で、みなさんはどのようなポイントを重要視しますか?
そのデザイン性やその時にかかる費用のみを比較の対象としていないでしょうか。
外壁材ばかりに目がいきがちですが、塗料って実は大切なんです。
今回は外壁を長持ちさせるさせるために大切な「塗料」について解説します。

▼塗料とは
塗料とは壁材の上に塗る液体のことです。
ただ、綺麗に見せる為に塗っているのではありません。
塗料には「外壁を守る」という大切な役割が備わっています。
塗料の素材はたくさん存在し、実はその耐用年数も大きく異なるのです。
主流なものを簡単にまとめてみました。

・塗料の種類と耐用年数
・アクリル…4~6年
・ウレタン…8~10年
・シリコン…10~14年
・フッ素…20年前後
・キルコート…15年前後
・光触媒…10~13年

(耐用年数)その塗料が外壁を守れる期間のこと

費用は、耐用年数の少ないものが安い傾向にありますがその分メンテナンスの頻度や使用できない壁材が存在します。
例えば、この中で1番耐用年数の少ないアクリルは安いけど、紫外線には対応できない特性を持っています。
また、光触媒という新しい塗料は高価な分太陽の光で汚れを分解し、雨で汚れを落とすというメリットがあります。

費用・特性・耐用年数のバランスを自分で見極めるのは大変難しいので、リフォーム会社と相談しながら自分の希望を伝えることが最善の方法と言えます。

▼塗料を選ぶポイント

・汚れが目立たないものを選ぶ
雨や灰、花粉、ほこりと汚れはスジとなって外壁を汚していきます。
汚れが目立たない外壁の家は比較的次回メンテナンスとの間隔は長くなるというメリットもあるので、ポイントに考えてもいいと思います。

・外壁材との相性は最優先
この塗料にしようと決めても、実は外壁材によって相性があります。
相性が悪ければ、その分耐久年数にも影響してきます。
自分で相性を見極めるのは難しいので、職人さんと相談しながら選ぶと間違いありません。

是非自分に合った外装リフォームを見つけてくださいね。