外壁をリフォームするタイミングと費用について
外壁はただの飾りではなく、「家を守る働き」があります。
しかし、それも適切なタイミングでメンテナンスをしてこそ意味を成します。
今回は外壁で最も普及しているサイディングの外壁リフォームについて解説していきます。
▼サイディングとは
それまで主流だったモルタル(セメントの混ぜ物)から、早く乾き扱いやすいサイディングに主流が移ったのは1990年代のことです。
サイディングは、窯業系・金属系・木質系・樹脂系と大きく4つに大別でき、様々の材質のように加工できるため、そのシェア率は現在75%以上あります。
木目調だったり、タイル調、レンガ調と一見本物のようですがほとんどがサイディングで作られています。
軽く丈夫で加工もしやすいサイディングですが、もちろんデメリットもあります。
?サイディングのデメリット
1番のデメリットは、経年劣化で防水機能が下がることです。
サイディングは樹脂系以外防水加工はありません。
よって、それ以外のサイディングはサイディングの上から撥水加工しています。
この撥水加工が劣化するのが約10年だと言われています。
サイディングとサイディングをつなぐコーキング剤も同様です。
上記のことより、外壁のリフォームのタイミングは約10年ということになります。
実際にサイディングのリフォームの方法をご紹介します。
▼サイディングのリフォーム方法
サイディングをリフォームする方法として「重ねて塗る」「張り替える」の2つが挙げられます。
価格的には張り替えの方が数十万高くなります。
どちらの方法でするかは、既存の外壁の劣化の度合によります。
そこは施工後に後悔しないために、リフォーム会社と相談して決める必要があります。
▼外壁リフォームの費用
外壁リフォームする際の費用項目は以下の通りです。
・新しい外壁材
・撤去するサイディングの撤去代
・足場代
・施工代
お家を建てて10年のタイミングで大切なメンテナンスについて考えてみたらいかがでしょう。